骨盤底筋を鍛えることで 尿道括約筋や肛門括約筋、また骨盤底で内臓を支える筋肉が強くなるので内臓の下垂を予防する効果もあり、老化と共に衰える排尿や排便に関する機能は維持することができると思います。これはとても大事なことです。
が、一方、モナリザタッチによる治療は 筋肉ではなく 腟内外の粘膜の老化(薄くペラペラに委縮する)を元の状態に戻すという治療です。 粘膜が委縮することによって起こる様々な症状は 女性ホルモンと深く関わりがあり、閉経前後の女性にとっては避けられない現象ですので、予防する手段がありません。
今までは何の問題もなかったことが 突然のように降りかかるので 戸惑う方も多いと思いますが、ホルモン補充療法にはちょっと抵抗があるし 老化現象の一つとして諦めているのが大半です。そこで救世主として現れたのがモナリザタッチです。腟内のみに照射するだけで 粘膜が再生されるので薬に頼る必要もありません。