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閉経と後のカラダの変化 その2

閉経するよりも10年以上前から 女性ホルモンは少しずつ減少していきます。30代後半からそれは始まっていますが 生理があるうちはまだ症状も出ないので自覚することはありません
子宮内膜も女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)により増殖したり 剥がれたりを繰り返し、それが生理となって出て行くのですが 膣粘膜もまた女性ホルモンによって弾力や潤いを維持されています。口腔粘膜も 眼瞼結膜も 潤いがなくなると ドライマウス、ドライアイという風に不快な症状が出たり 新しい病気の元になるのと同じで 膣粘膜もまた潤いがなくなると不快な症状が出ます。
潤いがあるおかげで膣内に乳酸菌が増えて酸性に保たれることにより雑菌が繁殖しないで清潔な状態が保たれるのに それがなくなると雑菌が増えて 臭いや感染症の元になります。カンジダやトリコモナスなどの膣炎になって痒みが出たり、膀胱炎になったりします。セックスの時も潤滑剤が出ないので 摩擦によって粘膜に傷がついて出血したり 痛みによって快感がなくなったり やがてはパートナーとのスキンシップを拒むことになります。

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